トータル・コントロール


クラシックなシルエット

スポーティであると同時にエレガント。パワフルでありながらも純粋。V8 Vantageのクラシックなエクステリア・フォルムは、世界中に知れ渡っています。アストンマーティン・デザインの真髄が、コンパクトでスポーティなボディワークに注ぎ込まれています。しかし、これはアストンマーティンが誇る精鋭デザインチームにとっても、簡単な作業ではありませんでした。デビュー後10年が経過したV8 Vantageは、オリジナルの形状を忠実に残しながら、新たなエレメントが追加され、洗練の極みに達しています。

コンセプトから実車へ

Vantageは、大いなる野心でした。DB9やVanquishのGTカーとしてのキャラクターを損なわずに、軽く、コンパクトなボディにまとめ上げる野心こそ、Vantage誕生の原動力となりました。100年に及ぶアストンマーティンのデザインと技術知識を集結させ、過去に敬意を払いつつ、ピュア・スポーツカーの未来を提案するモデル。これこそがVantageなのです。

V8 Vantage:真のスポーツカー・エクスペリエンス。


V8 Vantage Sketch

V8 Vantageは、数種類のラインナップを持つファミリーへと成長しています。そのすべてが独自の個性を放ちながらも、完璧な調和とバランスはどのモデルにも感じられます。

「黄金比」こそVantageデザインの矜恃です。V8 Vantageは、シンプルながらも純粋なスポーティング・スタンスを感じさせながら、アスリートとしてのポテンシャルを覚えさせるようデザインされています。走る姿を見ても、ふと停止した時の佇まいが目に入っても、そこにあるのはひたすらシンプルなフォルム。しかしながら、シンプルさを完璧に表現することには、途方もない労力と叡智が必要です。


完璧なバランス


さらに個性的なロードスタ

V8 Vantageには、クラシカルなクーペとオープントップ・デザインが魅力的なロードスターの2バージョンが存在します。品質とドライビング・エクスペリエンスにはまったく妥協がなく、ボディ形状は違っても、スリル、品質、素材はまったく同じです。

ファブリックルーフはタイトにフィットし、Vantageらしいスポーティなラインを完璧に描き出します。走行中も開閉でき、収納の際にはエレガントなトノカバー下にスタイリッシュに畳み込まれるルーフにも、印象的なカラーオプションが設定されます。



コンパクトながらも広々としたインテリア

スポーツカーは狭く、積載能力が劣っていても仕方がない、という考えもあるようです。しかし、2013 V8 Vantageは、この不可能な作業を見事にやり遂げました。ラゲージ容量は300リットルに達し、セグメント最大級のコクピットにより、最大で競合モデル比3倍ものスペースが確保されています。

スペースの確保はインテリアだけにとどまりません。大容量燃料タンクを専用開発し、航続距離の延長が図られました。

インテリアに漂う純粋なラグジュアリ

V8 Vantageのインテリアには、極上のクオリティフィールが醸し出されています。ソフトで風合いが良く、ハンドステッチが施されたレザーは、シート、ダッシュボード、ドアパネルなど多くの部分に贅沢に使われています。インストルメントはアルミニウム仕上げとして、クロノグラフウォッチを思わせるテクニカルなイメージを演出。目に映るもの、手に触れるものすべてが五感に訴える歓びに変わります。

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