V8 Vantage V8 Vantage S N430 Special Edition Vantage Range V12 Vantage SV12 Vantage S Roadster エクストリーム・スポーツ Home 体験 技術 デザイン コンフィギュレーター 仕様 ビデオ ギャラリー サウンド 試乗 究極のスペックを誇る エクストリーム・スポーツ 世界最先端の技術から生み出される比類なきパフォーマンス。V12 Vantage Sはすばらしい数値を達成しています。V12 Vantageからさらに11%増強された571PSのパワー。9%増加して620Nmとなった最大トルク。15kgの軽量化と相まって、パワーウエイトレシオは10%以上も向上しています。 最高速度はじつに328km/h。V12 Vantage Sは、アストンマーティン史上最速の量産車なのです。 ボディに隠された高度な技術力 アストンマーティンのエンジニアは、いかなる状況でもアスセス可能なパフォーマンスと、大きな感動を呼び起こすクルマを製作する作業にとりかかりました。新しい技術、特許を取得した革新的なソリューション、そして世界トップレベルのパートナーが結集して、他に類を見ない、ドライビングを心から楽しめるクルマが誕生しました。 新世代のエンジン、Sportshift IIIトランスミッション、新しいアダプティブ・ダンピング。これらは、アストンマーティンのエンジニアリング能力を示すほんの一例にすぎません。V12 Vantage Sを史上最高のVantageとする、高い技術力をご確認ください。 1. エンジン 2. Sportshift III – 7速ASMとマニュアル 3. トランスミッション・コントロール 4. エキゾースト 5. アダプティブ・ダンピング 6. ダイナミック・スタビリティコントロール 7. ブレーキ 8. ホイール&タイヤ 新設計されたAM28エンジン 新世代のAM28 V12エンジンは、他に類を見ないパフォーマンスを発揮します。「Gen4」VHアーキテクチャーと統合される形で搭載されるこのエンジンは、565bhpの最高出力と328km/hの最高速度を誇ります。先進のエンジンマネジメント・システムは、今回デビューするデュアル・バリアブル・カムシャフト・タイミングおよびノックセンシング機構とともにAM28の作動を監視し、効率とエンジンの能力を高めます。 Sportshift III AM28 エンジンの能力を解き放つために特に設計されたのが、V12 Vantage S用の新たなギアボックス「Sportshift III」です。さらに2017年モデルでは、オプションとしてマニュアルシフト・トランスミッションが復活し、デジタル世界における究極のアナログ体験を創りだしています。 Sportshift IIIは、かつてない水準の正確さ、そしてアグレッシブなスポーティング体験から期待できるような、手応えある操作感を実現します。ツインプレートクラッチ、そしてOne-77ハイパーカーから流用したスレーブシリンダーを用いたV12 Vantage Sは、最高のパフォーマンスのために設計されたトランスミッションを備えています。 The new manual transmission also features AMSHIFT. The system uses clutch, gear position and propshaft sensors, together with finely-tuned programming of the engine management, to mimic the technique of heel-and-toe downshifts; the act of blipping the throttle while braking and changing gear. AMSHIFT also offers the capability of full-throttle upshifts for maximum smoothness and minimal interruption in acceleration. 瞬時のギアシフトと卓越したコントロール性 リヤにミッドマウントされたSportshift IIIは、ほぼ完璧といえる48:52の重量配分に貢献しています。先進の電子油圧式コントロールは、レザーもしくはカーボンファイバーを使用したパドルを介して操作し、ギアシフトは0.07秒未満で完了します。3.727:1のドライブ比、7枚のうち6枚がクロス設定となっているギヤにより、V12 Vantage Sはすばらしいスタンディングスタートと驚愕の加速性能を実現しています。 信じられないサウンド アストンマーティンのクルマは、それぞれが個性的なサウンドを奏でますが、V12 Vantage Sは新たなサウンドと共に既存モデルに加わることになります。VanquishやOne-77に使用されているのと同じ、小型の軽量マフラーを採用したことにより、エンジニアは最高にアグレッシブなクルマのための完璧なサウンドを生み出すことに成功しました。「サベージ・ラスプ」と呼ばれるこの特徴的な音は、高周波サウンドと力強いうなりを組み合わせた結果として生まれました。各バンクからのエキゾーストはバランスのとれたパイプワークにより混合されますので、非常にリニアな音が発生します。高回転域における心地よい大音量は、V12 Vantage Sを極限まで追い込んだご褒美と言えるでしょう。 比類なき俊敏さ Vanquish用に開発されたアダプティブ・ダンピングが、V12 Vantage Sにも搭載されました。「ノーマル」、「スポーツ」、「トラック(サーキット)」の3種類が用意されたモードは、乗り心地とハンドリングのシャープさが向上し、すばらしい柔軟性を提供します。路面状況、車両のパフォーマンス、そしてドライバーのコントロールなどの情報が1秒あたり何百回も読み取られ、各ダンパーに調整が施されます。このテクノロジーを、最も小さなVantageのスポーツカー・シャシーに搭載するために、革新的なサスペンションマウントが開発されています。 熟練ドライバー向けの完璧な設定 V12 Vantageに初搭載されたダイナミック・スタビリティコントロールは、V12 Vantage Sの大パワーとアダプティブ・ダンピングに対応するべく、トラクションとスタビリティコントロールの面で大幅な設定変更を行いました。トラクションコントロールは自動的にフロント/リヤホイールの回転を検出し、エンジントルクもしくはブレーキを必要に応じて調整します。スタビリティコントロールはオーバーステアやアンダーステアを検出し、必要なブレーキレベルを提供。熟練ドライバーのハンドリングを補助し、コントロールを高めるために設計されたテクノロジーです。 カーボンセラミック・ブレーキ V12 Vantage Sには、アストンマーティン史上最高の性能を発揮する第3世代のブレーキが装着されています。専門のサプライヤーと協力してディスクのコーティングを見直し、最大のディスク面積を確保しました。ドリリングを施したカーボンセラミック・マトリックスは軽量で、ノイズやジャダーを発生させず、フェードの心配もほとんどありません。デザインは熱放散性を念頭に置いており、ブレーキ性能はダイナミックな公道やレース環境においても、長期間にわたって高いレベルを保ちます。アストンマーティンに供給されるキャリパーは、ブリッジ部に強化を施したモノブロック構造です。 軽量ホイール まったく新しい軽量鍛造ホイールは、ブレーキ・キャリパーとカーボンセラミック・ディスクを大きく覗かせ、印象的なサイドプロフィールを演出します。V12 Vantageに採用される標準ホイールよりも1kg以上軽量なため、バネ下荷重が削減され、旋回性能も向上します。もちろん、路面と実際にコンタクトする要素であるタイヤのことも忘れてはいません。ピレリが製造するP Zero Corsaは、P Zeroからさらに高められたグリップ、ハンドリング、全天候パフォーマンスを特徴とするもので、標準装備されます。 アーキテクチャーの哲学 Gen4 VHアーキテクチャー、それは世界に名を馳せるボディ構造の最新進化形です。軽量なアルミニウム材が航空宇宙分野で使用されるエポキシ樹脂で接着されます。V12 Vantage S用のGen4は、以前にも増して高い剛性を誇っています。VHアーキテクチャーによって、アストンマーティン最小のシャシーに最新のAM28エンジンを搭載することが可能となりました。特徴は柔軟性とパフォーマンス、すなわち純粋なドライビング体験の中核となるものです。 CLICK AND DRAG TO ROTATE より強大なパワーをいつでも利用可能 AM28エンジンは、最高出力を563bhpまで高めていますが、あらゆる回転数で強大なトルクが発生するようにも工夫されています。1,000rpmという低回転でも、旧モデルと比べてトルクは70Nmも増加しています。各ギヤで加速性能が向上したため、安定したパフォーマンスグラフが描かれるようになりました。V12 Vantage Sは急激にピークが訪れるようなクルマではありません。終始一貫して、先頭を走る能力を備えているのです。 最大化されたエアフロー AM28が叩き出す強大なパワーに合わせ、冷却およびエンジン性能改良のためにエアフロー管理も再設計されました。新採用されたカーボンファイバー製フロントグリル、メッシュの開口部、エアダクトなどは、ラジエーターに最大の冷却用エアを導くためにデザインされています。取り込まれたエアは、カーボンファイバー製ボンネットルーバー経由で排出され、最高の冷却効率を実現しています。 コンパクトでシンプルなデザインは、ボディ周囲の気流を妨げないという利点もあります。先進のテクニカルソリューションにより、アンダーボディとスルーフローもスムーズになりました。フロントグリルは大量のエアを高速で取り入れ、Sportshift IIIトランスミッション・ブロックと新設計されたエキゾースト・マフラーは最大のダウンフォースを提供する形状となっています。各部の寄せ集めではなく、車両全体を考慮して製造されるV12 Vantage Sは、100年にわたって培ってきたアストンマーティンの高い技術力を具現化しています。 エアロダイナミック・パフォーマンス 不要なノイズを排除したクリアなサウンド ドライバーが楽しみたいのはV12 Vantage Sならではのユニークなサウンドで、ロードノイズではありません。エンジニアは、NVH(ノイズ、バイブレーション、ハーシュネス)を徹底的にキャビンから取り除く作業に取り組みました。素材チームは、80%リサイクル素材の斬新な表面防音材を開発。V12 Vantageよりも33%多いキャビンエリアをカバーするこの素材は、すばらしい結果を生み出しました。重量をほぼ同一に保ち、ノイズを30%も低減させたのです。 広範囲な試験および耐久性確認プログラムにより、2年近くをかけてV12 Vantage Sの精査と練り込みが行われました。シャシーとパワートレインの冬季テスト。温度、路面、走行距離を極限に想定したサブシステムの試験。もちろんサーキットでのテストも繰り返し行われています。アストンマーティンのニュルブルクリンク・テストセンターで開発および試験を受けた準生産バージョンは、過酷な2013ニュルブルクリンク24時間耐久レースに出走して完走。レースという究極のエンジニアリング・テストに合格したのです。 2年間にわたるテスト 概要 • 試乗 • デザイン Loading...